ざわめきのその後

暑さが戻って来た感があるが、それでも暑さに芯がないというかひと頃の暴力的な暑さとは違う。
と思っていたがそうでもなくやはり暑い。

オリンパスのE-PL5が安いというエントリを先に書いたが、その後いそいそと某秋葉原の量販店に行ったところ悲しいかな前の価格に戻っていた。安いと言った価格と比べて一万円ほど高くなっている。店員の言うとおり衝動のままに買っておけば良かったと思うことしきり。この値段ではもう買う気がしない。

そもそも何となく抱いていた目的は銀塩のレンズ資産を何とか生かせないかということであって、マイクロフォーサーズは豊富なマウントアダプタが使えるのがメリットだが、焦点距離がほぼ二倍になるのがネックだ。手持ちのMロッコール28mmF2.8は56mmの標準付近になる。ズミクロン50mmF2は100mmで既に中望遠だ。レンズの中心部だけしか使われないというのも勿体無い。

これを考えるとどうにも辛いので、やはりFXフォーマットを考えたくなる。
銀塩のニッコールも何本かあるので素直に考えればボディはニコンかと思うが、そのフランジバックの長さから他のレンズが使えないのでいっそこれまで買ったことのないキヤノンにするかなどと思案中。

銀塩はどんなにチープなカメラでも同じフィルムを入れれば高級機と同じだが、デジタルは撮影素子ごと買わなければならないのが厄介だ。フィルム代は不要になるが、デジカメは長く使い続けられるような代物ではない。しかしレンズはマウントの継承があれば生き長らえる。今更ながら、カメラはボディではなくレンズなのだと思った次第。

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